最近、政治関係のニュースを見ていて「マクロ経済の話が多くなったなあ」と思っています。いい傾向です。
10年前、民主党政権になって下野した自民党の議員たちは猛烈に勉強したと聞きます。特に経済の勉強を。
そして自民党政権になってから、金融緩和によるマクロ経済政策が実施されて「本気で勉強してたんだなあ」と感心しました。アベノミクスですね。
一国の経済の話ですから、細かい話をすればダメなところもいくらでもあります。それでもアベノミクスは「雇用を増やして失業率を下げた」、そしてその影響として「自殺者を減らした」ってことだけで高く評価していいと思います。あの就職氷河期を終わらせたんですよ。
閑話休題。
今、日本にある国政政党って、二つに分けられるように思うんです。
- マクロ経済がわかっている政党
と、
- マクロ経済がわかってない政党
です。
そして私は「マクロ経済がわかってない政党」は日本にとって「政権を取らせたら日本が滅ぶ政党」だと考えます。それぞれの政党について、その評価を並べてみましょう。
- 自由民主党 → マクロ経済大事!
- 立憲民主党 → 目先のお金が大事!
- 国民民主党 → マクロ経済大事!
- 公明党 → マクロ経済大事!
- 日本維新の会 → マクロ経済大事!
- 日本共産党 → マルクス読め!
- 社会民主党 → 経済っておいしいの?
- NHKから国民を守る党 → 経済っておいしいの?
- れいわ新選組 → なんとなく本を読んで消費税廃止を叫んでみた
こんな感じですかね。赤字の政党は永遠に弱小野党でいていただきたいです*1。
赤字の政党に、それほど言いたいことはないんですが、立憲民主党にだけは言及したいです。
立憲民主党のみなさん、民主党時代に経済政策であれだけ痛い目をみたのに、どうして経済を勉強してないんだか理解に苦しみます。「経済予想がことごとく当たらない経済学者」と「トンデモ左翼の経済学者」を経済政策ブレーンに据えるそのセンスは何ですか、やる気あるんですか。「学者」って肩書あったらいいってもんじゃないぞ。
たとえばこないだの蓮舫さんのTwitter。コメントでも突っ込まれまくってますけど。
国債は「国民の借金」じゃねえですよ。まだその程度の理解なんですか。そんな基本的なところの理解を間違ったまま経済政策を考えてるんですか…(絶望
麻生大臣、このお金は貴方のものではありません。国債という国民の借金です。物言いに気をつけてください。
— 蓮 舫 ・ 立 憲 民 主 党 ( り っ け ん ) (@renho_sha) April 17, 2020
手を挙げられない人々への対応策を講じないといけません。
また、この10万は生活不安への一時給付であって経済界から「消費のため」と言わせないでください。
https://t.co/rOgTlNyXvF
そりゃトンチンカンなことばかりになりますよ、ブーメランも大挙して戻ってきますよ、西城秀樹も天国で歌ってますよ…
一時期はアンチ立憲民主党の人たちがあらぬ情報を流してるんだろう、って思ってました。でも実際に本人の発言を見てみたら、本当に言ってるじゃないですか。
もう絶望しかありませんでしたよ。
最近の私は、立憲民主党と書いて「ごきぶりホイホイ」と読んでます。本気で。
*1:でも共産党は玉石混交で評価しづらい。でもここ10年くらいでかなりトンデモ化してしまったように思います。