ようやく一律給付への道筋がついたようです。よかったよかった。
こういう場面でやはり公明党は強いですね。
いろんな話で世間が盛り上がってますが、基本的なところでズレた話になっているケースが多いようです。
現金給付の目的は「困窮者の救済」です。「経済(特に雇用)を支える」ためではありません。
そこを勘違いしちゃったお偉いさんの発言が大炎上してますね。
一律現金給付は「日本経済を支えよう」という話じゃないんです。
「来月の家賃が払えない」って人たちを救おうって話です。なのに「ちゃんと使ってもらうために電子マネーで」ってもうバカすぎるでしょ。空気読めてなさすぎるでしょ。人の話聞けや。貯める人は貯めてもいいんだよ。まずは切羽詰まった人たちをなんとかする、それがトッププライオリティなんだよ。パニック映画だったら真っ先に死ぬキャラだぞ、桜田さん。
そしてもうひとつ、炎上してる話があります。10万円の現金給付、対象者が「外国籍の人も給付対象になる」という点です。
結論から言ってしまえば「問題なし」です。
っつーか、何が問題なのさ。外国籍の人でも日本にいればちゃんと税金を払ってます。そして日本で消費して、日本経済を回してくれるんです。
この非常事態に外国人だからどうのこうの、ケツの穴が小せえよ。
さらに今回の現金給付は「私が払った税金」が配られるわけじゃない。
国債が原資なので「満期時に日本に納められている税金」から支払われます*1。なので支払っているのは日本人に限りません。
国債は「私たちの借金」でもありません。日本国政府の借金です。心配いりません。
新型コロナウィルスは、「国」なんて枠を気にしてくれません。
私たちも、枠を気にせず、この難事に対していくべきなんじゃないでしょうか。
*1:実際には支払われることはありません。もう一回同額の国債を発行して事実上返済を先送りします。借換債って言います。